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2017年02月28日

【代表質問3:自治基本条例も日本国憲法も遵守しない井澤市長】市の最上位計画「国分寺市総合ビジョン」から最高規範の一番大事な理念を削除!具体的な「国分寺市ビジョン実行計画」は市民説明会もパブリックコメントも行わず! #国分寺市

この間、市の最上位計画である「国分寺市総合ビジョン」の策定過程において、市民の声も、事業者等の声も、我々市議会の声もまともに聞かずに進められていることを記事にしてきました。

※過去の関連する「ここ幸!」記事は↓コチラ

http://osamukouno0901.seesaa.net/category/25230421-1.html

 

●国分寺市ビジョンから自治基本条例と日本国憲法の理念が削除される

219日の代表質問では、これらのことを指摘するとともに、「国分寺市総合ビジョン」の基本構想部にあたる「国分寺市ビジョン」から、自治基本条例や日本国憲法の理念が削除されたことを取り上げ、是正を求めました。

幸野「井澤市長は4年前の『所信表明』私が市政を執行するにあたりましては『国分寺市自治基本条例』の基本理念である『市民と市は、主権者である市民の意思が活かされる市政、市民の意思に基づいて自主的かつ自立的に運営される市政を目指します。そのため、市は知る権利を保障し、参加と協働を推進します』を遵守する』と表明している(※下記資料参照)。また、井澤市長は所信表明に対して行われた代表質問に対して『日本国憲法を遵守する事も明確に答弁しており、市長就任時の宣誓の際にも約束している。ところが、2017年度の『施政方針』には『自治基本条例』の文字も『日本国憲法』の文字がなくなっている。また『国分寺市ビジョン』からは『主権者市民』『市民自治』という自治基本条例の理念が削除された上に、『平和』や『人権』『男女平等』に加えて、初代の長期総合計画・基本構想から掲げ続けてきた『健康で文化的な都市』という日本国憲法第25条の言葉も削除するなど、自治基本条例と日本国憲法の理念が根本から消し去られている。井澤市長は所信表明で『私の責任は、国分寺市が『健康で文化的な都市』として、より豊かで、より暮らしやすい街をつくること』と表明(※下記資料参照)されていたのにもかかわらずだ。私たちは、このような経過でつくられた国分寺市ビジョンを認めることはできない。改めて、自治基本条例と日本国憲法に基づき、真の市民自治を実現させるための、主権者市民の声に基づいたビジョンにするよう、作り直すべきだと求めるがいかがかと質問。

井澤市長「私は別に(自治基本条例と日本国憲法の理念を)削ったというような、そんな表現で表現されるあれはないと思う。多くの市民の方、そしてまた、市議会の議員の皆様、議員の24人の皆様は市民から直接選ばれている方だ。そういう方の審議も得ながら、国分寺市ビジョンを作ってきた。もちろん、日本国憲法、自治基本条例については、当然のごとく、それを踏まえての国分寺市ビジョンだと強弁しました。

※下記資料は「市報・2013815日号」「井澤市長の所信表明」より抜粋(赤線は幸野が加筆)

 

●これだけ大胆に削っておいて「削っていない」といえる神経が理解できない

「健康で文化的な都市」というキーワードは「国分寺市ビジョン」では「文化都市国分寺」という言葉に変えられ、憲法25条の精神は見る影もなくなってしまいました。このことについては、昨年12月の市議会・総合ビジョン審査特別委員会で、多くの議員から「『健康で』という言葉を削除するべきではない」と指摘が相次いだのにもかかわらず、井澤市長は頑として削ることにこだわりました。

また「主権者市民」や「市民自治」「平和」「人権」「男女平等」というキーワードも、現行の「第4次長期総合計画」の基本構想には、国分寺市の理念として前文に明記していましたが、削除されました。私は「国分寺市ビジョン」に何度も明記を求めてきましたが、井澤市長はかたくなに拒否し続けてきたのです。(※下記資料参照)

まさに、井澤市長がこれらのキーワードを削除し、「国分寺市ビジョン」から自治基本条例と日本国憲法の理念を削除してしまったのです。

にもかかわらず「私は別に(自治基本条例と日本国憲法の理念を)削ったというような、そんな表現で表現されるあれはないと思う」とか「もちろん、日本国憲法、自治基本条例については、当然のごとく、それを踏まえての国分寺市ビジョンであります」とか臆面もなく答弁できる神経が私には理解できません。

※下記資料は現行の「第4次長期総合計画・基本構想」「前文」より(赤字・赤線は幸野が加筆)

 

●「国分寺市ビジョン実行計画」は「市民説明会」も「パブリックコメント」さえも実施せず

また、「国分寺市ビジョン」に基づいて策定される具体的な計画「国分寺市ビジョン実行計画」については、市民の声を聞く基本中の基本である「市民説明会」や「パブリックコメント」も行わないとしています。

幸野「自治基本条例や日本国憲法を踏まえているというのなら、『国分寺市ビジョン実行計画』については、最低でも市民説明会とパブリックコメントを、自治基本条例に基づいてきちんとやるべきだと考えるがいかがか」と質問。

井澤市長「これについては12月の議会で申し上げたが、実行計画については、3月の予算特別委員会の時までにお示しすると申し上げている。それ以降、いろいろご意見をたまわるという予定にしている」と、改めて市民説明会とパブリックコメントの実施を拒否しました。

「それ以降、いろいろご意見をたまわるという予定にしている」というのは、実行計画策定後に、もう確定した実行計画をもとに「市民に説明する」というもので、「市民から意見をもらう」ものではなく、「市民に通告する」位置付けのものです。

市の最上位計画である「国分寺市総合ビジョン」の策定過程でさえ、この調子ですから、今後の国分寺市政を考えると暗澹たる気持ちになってきます。

私は明確な自治基本条例違反だ。自治基本条例を守っているなどとは到底言えるものではない」と厳しく批判しました。

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2017年02月16日

【井澤市長の施政方針から「議会との対話」や「自治基本条例」の文言が消えたのは2015年度〜】文言だけでなく、現実問題として、市民や議会との対話を拒否している井澤市長。市長の資格が問われています。 #国分寺市

この間、井澤市長が市民の声を聞かずに「自治基本条例違反」を繰り返し、また「議会との対話」を放棄していることには、予兆がありました。
以下、昨年、3月15日に行われていた市議会・予算特別委員会でのやり取りを掲載します。

◯幸野委員 予算特別委員会の中でもさまざまな場面で市民参加、自治基本条例の立場での議論というものが行われてまいりました。それで、改めて市長の施政方針を見直させていただきましたが、ことしの施政方針の中には自治基本条例のことというのは触れられていないんですね。あわせて、議会との対話を行うという文言もなくなっている。昨年の施政方針にも実はない。自治基本条例の立場というのと議会との対話というのがない。しかし、一昨年の施政方針には、それこそ1ページ目に市民、事業者、市民活動団体などの皆様はもとより、市議会の皆様との対話を大切にしながら云々ということと、自治基本条例の部分は2ページに書いてありました。そして、市長が就任後初めて所信表明の演説をしたのが平成25年8月だったと思いますけれども、そのときにも両方の立場というのが触れられていると。まず、市長に、施政方針との関係で触れられていないということについての理由、説明というものを求めたいと思いますが、いかがでしょうか。
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◯井澤市長 一般会計の予算の総括というところで、施政方針に対しての御質問ということに返りましたけれども、施政方針、私が申し上げた中に、具体的には3ページの最後のところに「議会及び市民への説明責任を十分に果たしてまいります」という文言で情報の共有を含めてうたっております。自治基本条例という言葉がそのまま出てくるか、出てこないかということはあるかと思いますけれども、そのことについては十分認識した上で施政方針をうたっております。
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◯幸野委員 十分認識しているというのは、自治基本条例を念頭に置いてという意味でしょうかね。ないことを十分認識した上でということじゃないですよね。今の答弁だけ聞いていると両方捉えられますので、念頭に置いてということなんだろうと思いますが、自治基本条例というのは自治体の最高規範だと、自治体の憲法だと言われている条例でございまして、そのこと自体を触れるか、触れないかということについての議論というのは、私は政治姿勢としてあると思うんです。市長は所信表明、そして初年度の予算編成の際の施政方針には明確に触れられていたわけでございまして、それが2年目、3年目になくなっていると。実は施政方針のボリュームそのものは非常に大きくなっているんですね、ページ数も含めて。しかし、その文言が抜けているというのは、今回の予算委員会での議論の中にも象徴的に私はあらわれていたのではないのかなと。
 私が指摘したのは、特に重要というか、全ては言いませんけれども、総合ビジョンのことで、財政フレームの議論の中で触れさせていただきましたが、総合ビジョンというのは、まさに長期総合計画ということで、自治基本条例で言えば、第6条の参加と協働の推進の項の第1号に当たる、まさに最も市民参加と協働というものが求められる事業にもかかわらず、自治基本条例が制定される前の長期総合計画の策定時と比較しても、著しく市民の参加と協働の回数も内容も後退しているということを指摘いたしましたが、こういう場面に、施政方針に載せていないということと、その文言というのがつながってしまうんですね。なので、これは載せないということじゃなくて、きちんと載せる必要があるだろうと思っております。
 そのこと自体は別に答弁をいただくつもりはないんですけれども、何ゆえ自治基本条例が大事なのかと。市長の3ページに書いてある文言というのは、市政運営の透明性を確保するため、議会及び市民への説明責任を十分に果たしてまいりますなんです。これは自治基本条例の13条のことだけ・・(「総括質疑だよ」「施政方針に余りにもこだわり過ぎている。もうちょっと違うところへばらまいてください」などと発言する者あり)予算全体にかかわっているし、それはまさに施政方針にかかわっている問題だから言っているんだけど、この説明責任だけなんですよ。しかし、自治基本条例は、その前段に参加と協働を推進しますということを明確にうたっているんです。つまり、説明責任だけ果たしていればいいというわけじゃないんです。そのことを私は認識していただきたいということなんです。自治基本条例がもし念頭にあるならば。参加と協働をやっていればいいということじゃないんです。推進しますなんです。後退させちゃならないのが、この自治基本条例の立場だということを強調したいし、それは条例の文言だけのことを言っているわけじゃなくて、それぞれの委員会でパブリック・コメントに対する市の回答とか、あるいは議会での皆様の答弁というものを聞くにつけ非常に思うのが、立場が違うから意見に対してまともに回答しない、答弁しないという姿勢が散見されていると私は思っております。賛成か反対かという立場の違いというのは、それはあるんですよ。しかし、私はたとえ反対するにしても、賛成するにしても理由を述べています。その理由に対して、国分寺市がどういうふうに考えているのか。例えば懸念を申し上げれば、その懸念に対してどのように対応しているのかと。こういう回答というのは、パブリック・コメントだったり、議会での議論に対して、私は行政側の説明責任としてきちんと果たされるべきだろうと思うんです。
 その市民参加や協働も保障されなければならないし、推進されなければならないと考えているんですが、この点を私は一番何よりも聞きたいんです。立場が違うからという結論だけの違いを強調して、その理由について、問われていることに対して説明責任を果たさない、答えないという姿勢であってはならないだろうと。何のために議論をしているのか。何のために市民から意見を求められているのかということを、私は、市長初め行政機関の皆様に重々認識していただきたいと思っております。市長が決めたことや職員の皆様が決めたことというのは絶対了だということではないと思うんです。それはいいこともあるかもしれない。しかし、さまざまな課題や懸念されることもあるかもしれない。そのことに対して市民や議会から指摘されて答えないというのであれば、私は行政が進むべき道として大きく誤ってしまうのではないかと考えるわけでございますので、自治基本条例の立場から、今るる述べましたが、最後の部分を本当に受けとめていただきたいという思いで、今回この総括質疑をさせていただきたいと思いました。
 今、市長初め、ちょっといろいろ不規則発言をされていますが、私はこの部分について、市長初め職員の皆様にきちんと受けとめていただいて、市民や議会に対して課題や懸念にまともに向き合ってきちんと答えていただく。もしその懸念などが余りに大きい、数が多いということであれば、それは政策の変更という形にもなるでしょう。あるいは政策を変更しないまでも、その対応をさまざま打ちながら政策を進めていくということもできるでしょう。それが健全な民主主義であり、議会制民主主義であって、議論する意義だと私は考えておりますので、そこをぜひ受けとめていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
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◯内藤政策部長兼都市開発部長  私どもがことしの予算の中で御提示したビジョン策定のところで、前回の策定の状況よりも後退しているというお考えだと思います。自治基本条例を無視しているという精神は全く持ち合わせておりません。市民参加、そして参画・協働の重要性は、私どもは十分認識していると思っております。
 現在の市民参加のあり方というのは、もちろん幸野委員の見方もあると思いますが、いかに裾野を広げて、多くの市民の皆さんに市政にかかわっていただくかということが重要だと思っております。ですから、私どもは無作為抽出を中心に市民の参加を促して、市民参加の裾野を広げるということをここ数年やってまいりました。当然ですが、ビジョンにかかわっても、それから公共施設の運用にかかわっても、市民意見を聞くというのは非常に難しい要素がございます。利用者の皆さんの声等、それをフラットに受けとめる市民の皆さんでは当然声が違うと思います。そういった中で無作為をせずにフリーに参加をさせるというのが、果たしてそれで正しいのかというのが、今現時点で私どもが考えている市民参加の方法だと考えております。この無作為抽出の内容で長期総合計画等々策定している自治体は、26市の中でもかなりの多くの自治体が採用している方法でもあります。これは私がお話しするよりも、多分皆さんのほうがよく知っていると思いますので、そういうことから考えますと、市民参加をしていないとかいうことではなくて、手法の違いだと認識しておりますので、考え方的には自治基本条例は十分踏まえた上で御提案をしているということでございます。
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◯幸野委員  市民参加の手法の違いと今言われましたけれども、この市民参加を何のためにやるのかというのを、私自身も改めて考えなければならないのかなと思っております。例えば意見を聞いて、反対の数が多いとか、賛成の数が多いとか、そういうことではないんだろうと思うんです。それも1つの要素ではあるんですけれども、むしろ求められているのは、どれだけたくさんの方々からさまざまな角度で、さまざまな立場からの御意見をいただけるかということなんだろうと思うんです。それというのは、やはり私たち議会、あるいは行政だけでは酌み尽くせない声を酌み尽くす行為なのだろうと思うんです。それに対して、じゃあメリット・デメリットがどこにあるのか。それは受けとめなければならないことなのかどうかというのをきちんと検証、一つ一つの意見についてすることによって、行政としてバランスのとれた政治というのがつくられるのかなと思っておりまして、確かにこれまで説明会やパブリックコメントをやると、関心のある市民が多く意見を述べられているという事実はあったと思うんです。無作為のようにこちらから指定をすることによって関心を高めて意見をいただくと、こういうことというのは私も非常に大事だと思っています。しかし、そこだけではなくて、さっきも言いましたけれども、それぞれの立場、本当に多くの方々からさまざまな角度での意見をいただくということに、それにきちんと応えられるような政策にしていくということが、私は市に求められていることなんじゃないかなと思っております。私たちもそういう意味では、市民参加のあり方とか、そういう意見に対しての受けとめ方というものも考えなければならないと思っていますけれども、行政の皆様にも、市長初めそういうスタンスも持ち合わせていただきたいということを最後求めて、一言いただいて終わりたいと思います。
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◯内藤政策部長兼都市開発部長  より多くの市民の皆さんの意見を聞くということは、全く同感でございますので、そのように私どももあらゆる手だてを使って進めてまいりたいと思っています。
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市議会の会議録検索は↓コチラから

・・・といったやりとりです。
2月19日の市議会・代表質問でも一つのテーマとして取り上げる予定です。
真の市民自治をめざして。

2017年02月12日

【 #国分寺市総合ビジョン は、市長の独断で決められたもの(2)】「事業者等とともに描(いた)」事実もまるでなし! #国分寺市議会 の意見もまともに聞く気なし! #国分寺市 #ここに幸あれブログ ↓

前号(1)の記事では、国分寺市ビジョンの策定過程において、市が強調している市民とともに描いた」事実がまるでないことを記事にしました。

今号では、これまた市が強調している事業者等とともに描いた」事実があるのかどうか、また、これも非常に重要な市民の代表機関である市議会とともに描いた」事実はあるのか、市議会での議論を通じて明らかになったことを記事にしたいと思います。

※下記資料は、「国分寺市報21日号」1より抜粋(赤線は幸野が加筆)

 

●「事業者とともに描いた」事実もまるでなし!

12月議会・総合ビジョン審査特別委員会では、「事業者等」の参加状況についても、質疑で確認しました。

そこでは、一般的な「事業者等」に対して行われる参加手法「事業者懇談会」「団体ヒアリング」といった、直接事業者・市民団体から意見を伺う手法は一切行っていないことが明らかになりました。

そして、唯一事業者や団体の方が参加することができたのは、「国分寺市ビジョン会議」のみという事実も明らかになりました。

それでは、その「国分寺市ビジョン会議」では、「事業者等とともに描いた」などと言えるほど、事業者等が関わることが出来たのでしょうか。

答えは「否」です。

国分寺市ビジョン会議に参加出来る事業者や団体の方の参加は、あらかじめ限定されており、「JA青年部推薦の方」「青年会議所推薦の方」「子育て関係の団体の方」と、「社会福祉協議会の方」「民生委員・児童委員協議会の方」のみわずか5名で、市内で活動している幅広い事業者や団体からの意見が集約されているとは、到底いえるものではありませんでした。(※下記資料参照)

※下記資料は「国分寺市ビジョン会議設置要綱」第3より

 

●「市議会とともに描いた」事実もまるでなし!

また、市民の代表機関である「市議会」の意見についても、どのように扱われてきたのか、ここで報告しておきたいと思います。

この間の計画の策定過程においては、市議会・総務委員会に、とぎれとぎれに報告が行われてきただけで、市議会全体の意見としては、一切聞かれることなく進められてきました

しかも総務委員会に対する報告についても、市民ワークショップの報告や職員ワークショップの報告に加え、それぞれの設置要綱についても、総務委員会にはほとんど示されずに進められるなど、従来の基本的な計画の市議会への報告と比較しても、あまりに粗雑に扱われてきたといっても過言ではありません。

この点で、国分寺市が、無作為抽出のワークショップを導入している先進的自治体として、参考としている武蔵野市が、市議会の「全員協議会」2回開催して、市議会議員の意見も丁寧にくみ取っていることとは、雲泥の差がある進め方であったと言わなければなりません。

最終的な段階である市議会・総合ビジョン審査特別委員会で、一部の議員からの指摘に対し、一部の文言修正は行われましたが、市議会全体として、策定過程から一緒になって国分寺市ビジョンを練り上げる環境も、国分寺市ビジョンに対してきちんと意見がいえる環境整備も全く考慮されなかった、というのが実態です。

すなわち、市議会の意見自体も完全に軽視されて進められて、策定されたのが「国分寺市ビジョン」なのです。

 

●自治基本条例に基づいて、改めて策定し直すことが必要!つ

これらのことを鑑みると、今回制定された国分寺市ビジョンは、「市民・事業者等(市議会も含め)とともに描いた」ビジョンなどと、到底言えるものではありません

極めて限定された市民と事業者などから、わずか数回意見を聞いただけで策定されたもので、逆に言えば市民や事業者等の方々とは、その中身についてほとんど共有されていない国分寺市ビジョンと言えます。

であるならば、国分寺市の12万人市民とともに、未来のあるべき姿を描くためにも、国分寺市の最高規範である自治基本条例「参加」「協働」の精神に基づき、市民が主権者という普遍的な位置付けのもとに、市民や事業者、市民団体、そして市議会の意見をくまなくくみ尽くしたうえで、主権者市民による市民のための、国分寺市ビジョンを、改めて策定することが必要だと思います。

残念ながら、井澤・自民党市政のもとでは、これらのことが実現できないため、やっぱり市長を変えるしかない!

・・・という結論になってしまうのですが。

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2017年02月09日

【 #国分寺市総合ビジョン は、市長の独断で決められたもの(1)】「市民とともに描(いた)」事実はまるでなし! #自治基本条例 を持つ自治体として許されてはならない! #国分寺市 #ここに幸あれブログ ↓

21日号の市報・1面に「国分寺市ビジョンが策定されました」という記事が大々的に報じられました。(※下記資料参照)

※下記資料は、「国分寺市報21日号」1より抜粋(赤線は幸野が加筆)

「国分寺市ビジョン」とは、今年3月までの10年間にわたる「第4次長期総合計画」「基本構想」に代わり、来年度から8年間の「国分寺市総合ビジョン(第5次長期総合計画)(以下:総合ビジョン)」「基本構想部」にあたるものです。(※上記資料右図参照)

したがって、国分寺市の最上位計画にあたる総合ビジョンは、市の最高規範である自治基本条例の理念のもとに、主権者市民の声に基づき、真の市民自治を実現させるためのものであることが、何よりも大切であることは言うまでもありません。

その点で、今回策定された、国分寺市ビジョンでは、その前文で自治基本条例のもとに、長期的な視点に立ち、市民・事業者等とともに描く未来の街の姿、分野別の都市像、まちづくりの基本理念を定める」と記述したり、随所に「市民・事業者等とともに」と云う言葉を織り交ぜた上に、最終的には「オール国分寺」という言葉まで使用して、あたかも「主権者市民」の立場に立って、自治基本条例を重視したビジョンかのように描かれています。

上記資料の21日号・市報においても、赤下線部を見ていただけるとわかるように、「自治基本条例のもとに」とか「市民・事業者等とともに」という言葉を強調して記載しています。

しかし、初めに私から皆さんに強調したいことは、「市が強調しているこれらの言葉は、事実とは違います」ということです。

以下、その理由を述べていきたい思います。

 

●「市民・事業者等とともに描いた」事実は、まるでない!

12月議会・総合ビジョン審査特別委員会における質疑を通じて明らかになったのは、国分寺市ビジョンの策定過程において、国分寺市が強調しているような「市民・事業者とともに描いた」事実は、まるで見当たらず、むしろ国分寺市が、行政の都合によって、行政のために描いたビジョンである、という事実です。

策定過程において、最も市民の意見が反映されるはずの「市民参加によるワークショップ」は、無作為抽出(市の抽選)による、わずか5回のワークショップに限定され、3000名の抽選にあたらなければ、ワークショップに参加できませんでした。

現行の4次長期総合計画「基本構想」策定時には、環境部会や教育部会、福祉保健部会などの七つの部会で、だれもが自由に参加できる市民サロンを、それぞれ17回から22回行ったことと比べても、比較にならないほど、回数や参加者が限定されてしまったのです。(※下記資料参照)

しかも、委員会で私が「無作為抽出のワークショップを行ったことによって、新しい視点や、これまで気づかなかった要素や文言が、挿入されたのか?」と質問しても、市の答弁からは、具体的な挿入カ所や、追加カ所の説明はありませんでした。

つまり、無作為抽出のワークショップという、狭き関門である抽選に当たった市民の方から出されていた意見さえも、全く反映されていないのが実態なのです。

※下記資料は、幸野作成資料「第4次長期総合計画と総合ビジョンの市民参加比較」

 

●自治基本条例を持つ自治体として許されるべきではない!

また、他自治体の長期計画の策定時においても、無作為抽出のワークショップは行われていますが、その際には、無作為抽出だけでなく、並行して、だれもが自由に参加できる公募の市民参加型ワークショップや、懇談会や意見交換会などが行われており、ワークショップを無作為抽出のみにしている国分寺市の異常性は際立っています

そして、最終的なビジョン案を定めてから、市民説明会パブリック・コメントを行いましたが、ここで出された市民の皆さんからの意見についても、ほとんど反映されることはありませんでした。

これらの一連の流れを鑑みると、「参加」「協働」、「情報の共有」を基本理念とした自治基本条例が制定されている自治体が制定する最上位計画・国分寺市ビジョンの策定過程における市民参加の在り方としては、本来あるべき姿から完全にかけ離れたものであり、「市民とともに描いた」事実はどこにもないということをハッキリ言っておきたいと思います。

 

今号からは、国分寺市の最上位計画・国分寺市総合ビジョンの問題点について、連載をしていきたいと思います。

※市議会・最終本会議に行った「国分寺市ビジョン」反対討論の、

●動画配信は↓コチラから(開始後24分〜)

http://www.city.kokubunji.tokyo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/015/002/kokubunji_h20161222-07.mp4

●市議会・最終本会議の全体の動画配信は↓コチラから

http://osamukouno0901.seesaa.net/article/445363268.html

注:現在視聴が可能な定例会・臨時会の映像は、正式な会議録が会議録検索システムに掲載されるまでの期間、ご覧になれます。

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2017年01月14日

【本多 #学童保育所 ・ #児童館 がヤバ過ぎる(4)】じゃあ、 #総合ビジョン ・実行計画の市民説明会とパブリックコメントで意見を言えばいいじゃん? 残念ですが実施されません。 #自治基本条例無視LV100

前号【本多学童保育所・児童館がヤバ過ぎる(3)】では現行の4次長期総合計画の評価・総括が、市民参加のもとでおこなわれていないことにより、「本多学童保育所・児童館」(同建物の為、以下:本多学童)の改修・建て替え計画が、総合ビジョン・実行計画に引き継がれなかったことを記事にしました。

関連する「ここ幸!」記事は↓コチラ

http://osamukouno0901.seesaa.net/category/26299662-1.html

 

●市の最上位計画なのに、市民説明会もパブリックコメントも実施せず!

その問題になっている次期長期総合計画・総合ビジョン実行計画については、今年の3月に策定するスケジュールで進められています。

であるならば、それまでの間に行われる市民説明会パブリックコメントにおいて、「たくさん意見を言えばいいじゃないか!」と思われる方もいるかもしれません。

ところがどっこい、国分寺市は、国分寺市の最上位計画である総合ビジョンの具体的な計画にあたる「実行計画」については、「市民説明会」と「パブリックコメント」は実施しないことを決めているのです。

1222日の市議会・最終本会議に行った「国分寺市ビジョン」に対する反対討論についての、

●動画配信は↓コチラから2350秒頃〜約18分間です)

http://www.city.kokubunji.tokyo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/015/002/kokubunji_h20161222-07.mp4

●市議会・最終本会議の全体の動画配信は↓コチラから

http://osamukouno0901.seesaa.net/article/445363268.html

 

●それ以外にも、市民の声はほとんど聞く気なし!

この点について、1219日の市議会・国分寺市総合ビジョン特別委員会で、激しいやり取りが行われました。

私が「市は『実行計画の市民説明会とパブリックコメントを実施しない』理由について『それぞれの個別計画において実施しているから』と言っているが、この間の議論で、その説明は全く理由にならないことが明らかになった」として、「大体、市民にとって関心のある事業が実行計画に掲載されるかどうかが大きな市民の関心事だが、それ以外にも@実行計画には個別計画に記載されていない事業が多数あることA個別計画の策定時期とズレているため、状況が変わっていることB個別計画の目標値と実行計画の目標値が変わっている事業があること、などから、市議会でも様々な意見が出された。であるならば、その議論に付す前に、市民の声を何も聞かないというのはあり得ない

ワークショップだって、わずか5しか行っていないうえに、3000名の抽選に当たらないと参加できない状況で、実行計画ではなく国分寺市ビジョンについての意見しか聞いていない実行計画については5回目の時に概要が示されただけだ。ビジョン会議で意見を聞いていると言うが、参加できる市民はわずか10名で、極めて限定的な状況だ」

国分寺市自治基本条例の、1丁目1番地に位置付けられている長期総合計画の実行計画を策定する際の市民参加を、これだけしか行わない、というのであれば、自治基本条例は完全に死んでしまったと受け止めざるを得ない。最低でも市民説明会とパブリックコメントは実施するべきだ」と質しました。

政策経営課長は「幸野委員の意見は、内容については理解する」と言いながら「ビジョン会議で意見を聞いている。市民説明会については策定過程では予定していないが、策定後については予定している。また見直しの機会もあると答弁し、政策部長も「幸野委員の意見としては承る」と言いながら、「定期的な見直しの際に、市民意向調査やアンケートなどを行いながら進めていくことを想定している」と答弁し、市民が意見を述べる基本的な参加手法である「ワークショップ」「市民説明会」「パブリックコメント」の実施について、実施してこなかったことも、今後実施する予定がないことも、まったく問題視しておりません

※下記資料は幸野作成資料「第4次長期総合計画と総合ビジョンの市民参加比較」より

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●「市民、事業者とともに描くビジョン」が聞いて呆れる!

私は「今回提案されている国分寺市ビジョンの前文には『市民、事業者等とともに描く』ビジョンだと、書いてあるが、実際には、『ともに描いた』事実はまるでないことが明らかになった。市民説明会は策定中ではなく、『策定後』だと言っているが、自治基本条例には『策定後に行えばいい』などということは一言も書いていない。自治基本条例では『政策の形成過程、計画の策定過程において、市民参加を保障しなければならない』となっている。じっくり時間をかけて、市民の声に耳を傾けて策定すべきだ」と追及しましたが、残念ながらなしのつぶてでした。

※下記資料は「国分寺市ビジョン」前文より(赤線は幸野が加筆)

cid:image005.jpg@01D26E47.FB0296F0

関連する国分寺市のHPは↓コチラ

http://www.city.kokubunji.tokyo.jp/shisei/torikumi/1012775/1014997.html

関連する「ここ幸!」記事は↓コチラ

http://osamukouno0901.seesaa.net/category/25230421-1.html

 

●最上位計画に明記されない「本多学童の改修・建て替え」は厳しいものに!

このように、国分寺市の最上位計画の策定でさえ、市民の声をほとんど聞かずに、トップダウンで決めちゃうのが井澤・自民党市政です。

最上位計画ですから、この計画に明記されるか、されないかで、予算化されるかどうかの大きな分かれ道になります。

この計画に明記されなければ、いくら個別計画に明記されていたとしても、実現の可能性は極めて困難な道のりになるでしょう。

すなわち、現在の井澤・自民党市政が続く限り、今後8年間の総合ビジョンと、そのうち前期4年間の実行計画の縛りがかかる中にあって、「本多学童の改修・建て替え」は厳しくなっていると言わざるをえないのです。

6月の市長選挙で、市長を変えるしかありません。

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