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2017年02月05日

【大型開発優先の市政から、市民のくらし優先の国分寺市へ 2017(4)】市民一人あたりの民生費の順位は、多摩26市中最下位クラス!しかも今民生費が伸びているのは、もともと少なかった保育所を増設してるから!民生費を充実させて、市民のくらし第一の市政へ  #国分寺市 #ここ幸ブログ ↓

前回シリーズ【財源は十分にある!問題は市長の政治姿勢シリーズ】では、消費税の増税国分寺駅北口再開発の戻入金など、市民の大きな負担によって、市の積立金が増加していることを記事にしました。

そのうえで、今シリーズの【大型開発優先の市政から、市民のくらし優先の国分寺市へ2017】では、井澤・自民党市政が、いまだに「民生費の増加が財政を厳しくさせている」と言い続けて、その積立金を改めて大型開発に使用したい思惑があることを告発するとともに、市民のくらしの予算(民生費)が削減・抑制されている現状を記事にしてきました。

今号では、その民生費について、一歩引いたところから俯瞰する意味で、他市・多摩26市と比較して、国分寺市の民生費の位置が、どの位置にあるのかということを記事にしたいと思います。

(再再掲)※「民生費」とは・・社会福祉費(地域福祉、社会福祉法人への補助等)や、児童福祉費(保育園、学童保育等)、高齢者福祉費(生きがい事業、介護保険、医療関係等)、障害者福祉費(施設費、サービス費等)、生活保護費社会福祉施設の整備費(保育園の整備費等)など、いわゆる社会保障・福祉関連の予算として、日本国憲法第25「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」という理念を実現させるための予算です

 

●民生費は最下位クラス、土木費はトップクラス

前号の記事中で、この10年間で民生費の総額全体ベースでは121億円から190億円へと69億円増加し、市の負担である一般財源ベースでは77億円から99億円へと22億円の増加したことを書きました。

確かに、この数字だけ見ると、国分寺市の民生費は大きく増加しているように見えます。

しかし実はこの現象は、国分寺市だけの現象ではありません。全国共通、他の自治体についても、民生費全体は増加しているのです。

そのため、国分寺市の民生費の金額について、市民一人当たりに使われている金額に割り返して、多摩26市で比較した順位を見てみると、2014年度の決算数値比較で、多摩26市中25番目と、お隣の小金井市に次いで少ない金額のままになっているのです。(※下記資料参照)

このことから、国分寺市の民生費が伸びている以上に、他市の民生費も増加していることがわかると思います。

また、この順位を、過去10年間にわたって遡ってみると、多摩26市の中で、国分寺市はずーっと最下位クラスにいることも事実として見ておかなければなりません。

これは、歴代の市政が「財政が厳しいから」という理由で、市民の切実な願いを拒否し続けてきた結果ともいえます。

一方で、国分寺駅北口再開発の事業費増加や、下水道事業の借金返済が多額になっていた時期の、市民一人当たりに使われている土木費の金額比較では、2013年度の決算数値比較までトップクラスに君臨していたことも、事実として抑えておかなければならないことだと思います。

注意※土木費全体に問題があると考えているわけではありません。大型開発のムダな部分について、メスを入れるべきだと主張しています。

※下記資料は、東京都総務部行政局市町村課資料「年度別資料集・目的別歳出内訳」から幸野が作成した資料「市民一人当たりの経費・多摩26市比較の推移」より

 

●保育園の増設は評価できるが、それでも多摩26市の中では平均値

また、前号の記事中に、国分寺市の民生費が伸びている大きな要因として「認可保育所の増設」による「児童保育費」の増加分・約10億円前後」ということも書きました。

国分寺市は、保育園について、待機児童の解消に逆行する「公立保育園の民営化」などの矛盾した政策を行いながらも、民間の保育園を積極的に誘致しており、この点については私たちも高い評価をしてきました。

ただし、この間の国分寺市の保育園の整備数については、他市の整備数と比較すると、確かに多くの保育園を整備しているのですが、国分寺市はもともとの保育園の数が少なかったために、短期的に他市より多く整備したからと言って、他市より保育園の数が多くなっているわけではありません。(※下記資料参照)

※下記資料は、「多摩地域データブック〜多摩地域主要統計表・2015年版」(20163月公益財団法人・東京市町村自治調査会)P49より※表中の「待機児童数」ついては「(認証保育所の入所児童などが除かれた)新定義」の人数

上記の資料を見ていただくとわかるように、201541日時点では、国分寺市の就学前児童人口に対して、保育サービスを利用している児童の割合は39.5%(赤丸)と、多摩26市の中で14番目となっており、多摩地域の平均値39.9%」よりも、少ない状況です。

つまり、この10年間に、保育園を他市より多く整備したからといって、保育園全体にかかっている民生費の費用が、他市と比較して多くなっているわけではないのです。

 

●「民生費が伸びているから財政は大変」は成り立たない!

このように、井澤・自民党市政が、「民生費の増加が財政を厳しくさせている」と言っている真相について、具体的に、また詳細に整理してみると、実際には、国分寺市の財政状況からみても、他市の民生費の推移と比べてみても、「民生費の増加が財政を厳しくさせている」という事実は、一概には当てはまらないということが、わかっていただけたかと思います。

すなわち、「民生費が伸びている」という数字的な事実だけでは、市の「財政が厳しくなっている」事実とは、一概に直結されない事実が別途存在しているのです。

ところが国分寺市は、この「民生費の金額の伸び」だけを切り取って、市民に説明するため、聞いている市民は「国分寺市は民生費が伸びているから、財政が大変だ」と思わされてしまうのです。

まさに、自分たちにとって都合のいい情報だけを利用するアベ政治とうり二つの手法です。

 

●井澤・自民党市政を転換し、市民のくらし第一の市政へ!

しつこいようですが、民生費を目の敵にして、市民のくらしの予算・民生費を削減・抑制する井澤・自民党市政は、絶対に、絶対に転換しなければなりません。

むしろ、他市との比較でも明らかなように、保育園の増設の更なる促進や、不足している学童保育所特別養護老人ホーム老人保健施設障害者のグループホーム就労支援施設の増設や、これまで削減されてきた高齢者生きがい入浴事業の復活介護予防の充実高校生がいる低所得世帯への奨学資金の復活など、民生費は充実させることこそ必要です。消費税の増税や、国分寺駅北口再開発の一部売却益など、市民の負担を伴って、増加してきた積立金を活用し、市民のくらし第一の市政へと転換させましょう!

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posted by 幸野おさむ at 10:22| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 財政状況は好転しているのに「厳しい」? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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