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2017年02月02日

【大型開発優先の市政から、市民のくらし優先の国分寺市へ 2017(3)】民生費の伸び = 財政悪化には直結しない!しかも民生費は充実させることこそ求められている! #井澤市政 の狙いは民生費を削減して、財源を大型開発に回すこと! #国分寺市 #「ここ幸!ブログ」 ↓

前号では、井澤・自民党市政が、二枚舌を弄して、「※民生費(扶助費)の増加が財政を厳しくさせている」という印象を振りまいていることを記事にしました。

※(再掲)「民生費」とは・・社会福祉費(地域福祉、社会福祉法人への補助等)や、児童福祉費(保育園、学童保育等)、高齢者福祉費(生きがい事業、介護保険、医療関係等)、障害者福祉費(施設費、サービス費等)、生活保護費社会福祉施設の整備費(保育園の整備費等)など、いわゆる社会保障・福祉関連の予算として、日本国憲法第25「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」という理念を実現させるための予算です

今号では、本当に「民生費の増加が財政を厳しくさせている」のかどうかを、さらに突っ込んで明らかにしたいと思います。

 

●民生費の伸び=財政悪化には直結しない!

初めに、予算の仕組みから考えると「民生費が増加している」といっても、その金額がそのまま市の負担に直結するわけではないことは強調しておかなければなりません。

なぜなら、たとえ民生費全体が100伸びたとしても、それに比例+αして、国や東京都からの補助金が増額されるからです。

象徴的な例が平成22年度に始まった「子ども手当」の例です。

平成21年度から平成22年度にかけて「子ども手当」が開始されたこと等によって、民生費全体の額は126億円から158億円へと32億円も増加しました。(※下記資料:グラフ@赤四角参照)

しかし一方で、同時期に国や東京都からの補助金も23億円増加したこと(※下記資料:グラフA赤四角参照)や、財源調整が行われたことにより、民生費全体に対する一般財源額(実質的な市の負担額)の増額は6億円にとどまっているのです。(※下記資料:グラフB赤四角参照)

下記資料は、グラフ@平成28年度財政概要資料集「一般会計歳出予算の推移」より(赤四角青四角は幸野が加筆)

下記資料は、グラフA平成28年度財政概要資料集「一般会計歳入予算の推移」より(赤四角青四角は幸野が加筆)

下記資料は、グラフB平成28年度財政概要資料集「一般財源の推移」より(赤四角青四角は幸野が加筆)

また、平成19年度から平成28年度における民生費の総額を比較しても、全体ベースでは121億円から190億円へと69億円増加しましたが(※上記資料:グラフ@青四角参照)、市の負担である一般財源ベースでは77億円から99億円へと22億円の増加にとどまっています。(※上記資料:グラフB青四角参照)

このように、たとえ民生費全体の金額が大きく増加していたとしても、必ずしも国分寺市の負担が著しく増加しているわけではない、ということが、わかっていただけると思います。

 

●民生費の増加分は、どれもこれも必要なものばかり!

しかも・・・(ここ重要です)・・・この10年間で民生費における一般財源22億円が増加した主な要因(市負担で億単位のもの)については、前述した@「子ども手当」等の増加分(平成22年度〜)のほか、A「認可保育所の増設」による「児童保育費」の増加分・約10億円前後(※詳細は調査中ですが、平成20年度〜平成28年度までに14園増設)に加え、B違法な会計操作を行って生み出してしまった「国民健康保険特別会計の赤字」を解消するための「繰り出し金」の増加や「介護保険特別会計への繰り出し分」・約5億円前後など、といったものです。

この「子ども手当」については、国の法改正による増加です。「認可保育所の増設」については、市の政策による増加です。「国保会計への繰り出し金増」については、市の違法行為を穴埋めするための増加です。

 

●井澤市長の言い分は、天につばを吐くようなもの

この民生費の主な増加分3つについては、どれをとっても、国分寺市にとってはやむを得ないものばかりです。

その当事者である国分寺市が、そのやむを得ない増加分について、「民生費の増加が財政を厳しくさせている」などとやり玉に挙げて、批判しているというのは、全くの筋違いであると言わなければなりません。

この事実を知っていながら、民生費を目の敵にしている井澤・自民党市政は、まさに天につばを吐いているようなものなのです。

また、これらの事実を逆に捉えると、民生費の市民負担・増加分22億円は、これらの事業等だけで、ほとんど消化されてしまっているわけです。

そうすると、国分寺市では、これらの事業以外に、他になにか社会保障関連で前進したものは?・・と聞かれると、数字的には全く説明できなくなってしまう・・という話にもつながってくるのです。(※事業費があまりかからない事業で前進しているものはあり、ただし、それも自分たちの政策判断で実施している事業)

むしろ、これらの事業以外の分野については、削減につぐ削減が行われ、少子高齢化による民生費の自然増分については、徹底的に抑え込まれているといえると思います。

「(再掲)現実問題として、井澤・自民党市政「民生費が伸びている」ことから「財政が厳しくなっている」ことを強調して、国民健康保険税の値上げや、介護保険料の値上げ高齢者生きがい入浴事業の廃止介護予防事業の削減保育園学童保育所学校給食などの子育て施設・業務の民間委託高校生(低所得世帯)への奨学資金制度廃止小中学生(低所得世帯)への就学援助制度の縮小、などなど、次から次へと福祉関連の予算削減市民への負担押しつけが進められてきました

また、今後についても保育料の値上げや、公共施設の使用料有料化・値上げ公共施設の統廃合、ぶんバス料金の値上げ、さらなる国民健康保険税介護保険料の値上げなど、市民生活に影響する負担の押し付けが狙われています。」

それは、予算を抑え込む手法だけでなく、各種社会保険料の値上げなど、市民への負担転嫁という手法も伴っていることも忘れてはなりません

過去の関連する「ここ幸!」記事は↓コチラ

http://osamukouno0901.seesaa.net/article/446411288.html

 

●子育て・教育・医療・介護・福祉には税金を使いたくない井澤・自民党市政の転換を!

これが、井澤・自民党市政の実態と本質であり、真実と真相だと思います。

「子育てにも、教育にも、医療にも、介護にも、福祉にも、税金を使いたくない!」

「だって、国分寺駅北口再開発のような、大型開発を、これからも進めたいから!」

そのために、「民生費の増加が財政を厳しくさせている」と言い続けているのです。

これが井澤・自民党市政の狙いです。この市政が続く限り、間違っても、市民のくらしは良くならないでしょう。

だからこそ、私たちは6月の国分寺市長選挙で、この市政を何としても変えなければならないと決意を固めているのです。

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posted by 幸野おさむ at 15:40| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 財政状況は好転しているのに「厳しい」? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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