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2017年01月07日

【第9小学校の教室増築は前進だが、後手に回ったせいで、問題も発生(3)最終章】本当に3教室の増設だけで大丈夫?関係者の声も踏まえて対応を! #国分寺市 #後手後手はダメ度LV10

【第9小学校の教室増築は前進だが、後手に回ったせいで、問題も発生】シリーズもいよい最終章(3)です。

今号では、市が「教室を増築することにより、抜本的な対応を図った」と言っていることについて、本当にこの対応で「抜本的な対応といえるのか?」ということについて記事にしたいと思います。

 

●平屋建ての3教室の増設だけでは、間に合わない可能性!

今回の教室増築の補正予算の中身は、「平屋建ての3教室」の増築設計にとどまっています。

しかし、この増築する3教室については、増築した時点で「@純粋な普通教室の増設に活用A今すでに使用している変則的な教室の代替えB少人数の教室」に活用することが決まっており、新たに「余裕教室」「その他教室」が確保できる設計にはなっておりません。

何故かというと、第9小学校については、もともと、教室不足に対し、様々な小手先の対応でやりくりしてきた結果として、例えば現在の少人数教室の部屋は「家庭課室の準備室」を転用して使用しており、特別支援教室の部屋も「教材の準備室」を転用して使用するなど、すでに第9小学校の建物キャパいっぱいに、部屋を使用していたからです。(※下記資料参照)

こういった現況の中で、本当に「平屋建ての3教室」の増築だけで、問題ないのか、今後足りなくなる可能性はないのか、という視点で質問しました。

※下記資料は市議会・文教子ども委員会資料「市立第9小学校施設の配置図」より(赤字・赤矢印は幸野が加筆)

 

●マンション建設による児童数の増加や、巡回型の特別支援教室、学童保育所など、さらなる需要が!

128日と20日の市議会・文教子ども委員会で、私は日立中央研究所の北西側のマンション500世帯が、2019年度に完成予定だが、指定学校は最も近い第9小学校でなく、第3小学校になっている。また、弾力的運用で選択できる学校は、かなり距離のある第7小学校になっている。都市計画道路346号線が完成すれば、『なぜ指定学校も選択できる学校も第9小学校ではないのか』ということになるだろう」

「また、特別教室の数も10校の中で最も少なく、教育相談室が特別支援教室と併用になっており、双方とも手狭になっている。しかも2018年度から始まる巡回型の特別支援室の面積も通級学級の半分しか確保できていない」

学童保育所についても平屋建てで建て替えたばかりだが、すでに定員をオーバー(定員が81名のところ90名の登録で、一人あたりの面積は1.15u)している上に今後も増加する4年生以上の受け入れもしなければならないと指摘。

そのうえで「平屋建て3教室だけでは非常に不安だ。これで足りなくなれば、3小学校のように間違いなくグラウンドに影響が出る。第3小学校では運動会などの際に、グラウンドで家族仲良くお弁当が食べれず、保護者は家に帰らなければならない状況だ。第3小学校も平屋建てで建築したが、学童保育所が足りずに、2階建てにした方が良かった。9小学校は、2階建てにして教室をさらに確保するべきだ。普通教室や学童保育以外にも、特別支援教室を充実させるとか、地域に開放するとか、需要はあるので、将来的には何にでも転用できる。何がネックになっているのかよくわからないが、物理的に可能であれば、決断してほしい」と質しました。

教育長は幸野議員の様々な指摘は全くあり得ない話ではない。開発の具合によっては非常に心配される。しかし今、2階建てにするという判断は、教育委員会の方では現段階では出来なかった。今の時点ではこう申しあげるしかない」と答弁しました。

この指摘については、他の委員からも、第10小学校の例を挙げて「第10小学校については、プレハブで増築したうえに、また不足したことにより、プレハブを建築することになる。こういったことが第9小学校では起こらないようにしてほしい」との要望がありました。

 

・・・市は「抜本的な対応を図った」と言っていますが、これらのような上記のことを考えますと、残念ながら「抜本的な解決が図れる」と言える状況ではありません。

やはり、ここでも『公共施設は「極力維持」して「複合化(統廃合)を原則とする」、だから増設することはできない』という方針を掲げた「公共施設等総合管理計画」の負の影響が色濃く出てしまっていると、感じざるをえません。

 

●関係者・PTAの意見も取り入れよ!

また、私は「このような状況になっていることについて、9小学校のPTAや、PTA連合会の条件整備委員会などに、早急に説明して、意見を聞いてほしい」と求めたところ、担当課長は9小のPTAについては、学校とも協議して、必要であれば検討する」「P連の条件整備委員会の委員長とは、随時、情報を交換をしている。その中で情報提供しながら、P連の考えも聞いてみたい」と答弁しました。

私は絶対に必要なことだ。できる限り早く、説明できるような状況に、事務的な作業をもっていき、きちんと説明するのが基本だ。ほかの小学校との関係もあるため、PTA連合会への説明についても、適切に対応を」と求めました。

 

●教室の増築が竣工されるまでも不安!

ちなみに、教室の増築が竣工し、利用が開始されるのは、2018年の2学期からと説明されています。それまでの間は、1階の保健室を改修して普通教室に転用、保健室は2階の印刷室に移転、印刷質の輪転機などは隣の倉庫に移動・・といった対応で、乗り切る説明がなされましたが、保健室が2階に行ってしまうことや、輪転機の音や振動などの問題が、発生しないかも心配です。

これらの一連の問題を鑑みると、この間何度も指摘をしてきたことですが、やっぱり、教室不足が発生する前に、事前、事前に、計画的に対応を図っていくことが何よりも大事だと痛感させられます。

今回の問題については、「財政が厳しい」「人口が減少する」と言って、国分寺市の対応が後手後手になったことが、最大の問題です。

これは、予算編成権者であり、公共施設をマネジメントしなければならない、井澤市長の大責任問題だと思います。

したがって、これは、市政を変えなければ根本的には改善されない問題です。この問題についても市長選挙の大きな争点です。

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posted by 幸野おさむ at 08:46| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 学校の教室が足りない? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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