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2017年01月05日

【第9小学校の教室増築は前進だが、後手に回ったせいで、問題も発生(2)】後手に回った原因は、 #公共施設等総合管理計画 !事実と現実を直視できない #国分寺市 を変えましょう! #現実離れ度LV10

前号では、第9小学校の教室増築に向けた判断について、後手に回っていることから、@雑木林を伐採してしまうことや、A国からの補助金が受け取れなくなっていることについて、記事にしました。

 

●これまでも、必要な公共施設の整備は後回しにされてきた

それでは、なぜ教室不足に対して、対応が後手に回ってしまったのでしょうか。それは、教育長や教育委員会の責任だけに押し付けられる問題ではありません。(一部責任はあると思いますが)

国分寺市全体として、人口や児童数の増加に対応して、公共施設を増築したり、増設する方針が完全に欠如しているからです。

もともと国分寺市は、下水道整備のために多額の投資を行い、その借金返済が続いている中で、さらに、自治体として行うには、規模の大きすぎる国分寺駅北口再開発事業にばく大な税金を投入してきたため、財政状況が著しく悪い状態が続いておりました。

そして、国分寺市は、「財政が厳しいから」と言って、国分寺駅北口再開発事業を除いた福祉子育て教育分野などすべての事業費を毎年毎年削減する「枠配分方式」を行ってきました。

その結果、市民にとって必要な事業や、必要な公共施設の整備などは、後回しにされ、逆にこれらの分野の事業は削りに削られ、市民には負担と我慢が押し付けられる状況が続いてきました。

市民との矛盾が顕著になる中で、井澤市長は「枠配分方式」の是正を余儀なくされましたが、しかし今度は別の理由で、市民に負担と我慢が押し付けられようとしています。

その中心になるのが、すでに策定された公共施設等総合管理計画と、現在策定中の総合ビジョン(来年度から8年間の長期総合計画<最上位計画>)です。

 

●デタラメな人口推計や公共施設等総合管理計画が足かせに

国分寺市が昨年の2月に定めた公共施設等総合管理計画では、国分寺市の人口5年後までに、約360人増加」し、その後2020年度から減少に転じる」ため、財政は厳しくなる」ので、学校も含めた公共施設に関しては、「極力維持」としたうえで、複合化(統廃合)を原則にする」という方針が定められています。(※下記資料参照)

※下記資料は「国分寺市公共施設等管理計画」P1「計画策定の背景」より抜粋(赤線・赤矢印は幸野が加筆)

そのため、教育委員会や教育長の判断では、教室不足なのにもかかわらず、教室を増設することの検討が許されず、「極力維持する」ための検討しかすることができなかった・・そして「印刷室の改修」や「通学指定区域の弾力化」といった小手先の対応しか提案することができなかったのです。

しかし、この間の質疑で「人口や児童数が減少する」という前提については、全くの大誤算であることを明らかにいたしました。実際には国分寺市の人口は増加の一途をたどっていること、今後も減少する要因よりも増加する要因の方が圧倒的に高いことを明らかにしたのです。(※下記資料参照)

下記資料は私の一般質問作成資料A「『国分寺市人口ビジョン』と『実際の人口の推移』のかい離」より

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現に、今回の問題の当事者である国分寺市の教育委員会が推計した児童数の推移予測の資料を見てみると、小学校と中学校の児童・生徒数だけで、「(H28年度〜33年度までの)5年間に446名も増加する」ことになっており、人口ビジョンの総人口推移予測より上回っています。(※下記資料参照))

※下記資料は私の一般質問請求資料3「小・中学校の児童・生徒数及び学級数の一覧表より」より抜粋(赤線・赤字は幸野が加筆)

しかも、この資料の児童数増加に基づく教室数の推移をみると、増築が表明された第9小学校と第10小学校だけでなく、2小学校、第4小学校、第7小学校、第2中学校も教室不足に陥る危険性も浮き彫りになっているのです。(※過去の記事参照)

※過去の記事はコチラ⇒http://osamukouno0901.seesaa.net/article/444671575.html

これらの事から、私は、「国分寺市全体に、公共施設等総合管理計画の『公共施設は「極力維持」したうえで、「統廃合(複合化)を原則にする」方針』という網がかかっていることが、最大の問題だと指摘しています。

 

●市の推計値より、市教育委員会の推計値の方が現実的

それではなぜ、これだけ市と市教育委員会が作成した人口や児童数の推移予測にかい離が生まれてしまっているのでしょうか。

それは、公共施設等総合管理計画が引用している「国分寺市人口ビジョン」の人口推計は、市内のマンション建設や宅地開発などの開発要因による変動予測を全く反映していないからです。一方で、市教育委員会が推計した児童・生徒数予測は、マンション建設についても、戸建ての宅地開発についても、詳細にわたって検討し、反映させている予測値なのです。どちらが現実性がある予測値かは、誰でも分かると思いますが、国分寺市よりも、市教育委員会の方が詳細にわたって推計していることが明らかになったのです。(※上記資料参照)

したがって、私は「現在の公共施設等総合管理計画は、明らかに国分寺市の現実とはかけ離れた計画になっている。この計画は抜本的に見直すべきだ」と追及しました。

しかし、市はこの現実離れした人口推計についても、公共施設等総合管理計画についても、全く見直す様子はなく、総合ビジョンについてもこの前提は、変更せずに突き進む姿勢を示しているのです。

「事実と現実を直視することができない井澤・自民党市政」は、必ずや市民との大きな矛盾に直面するでしょう。(っていうかもう直面していますが・・)

今年6月の市長選挙で、「事実に基づく当たり前の市政」を取り戻しましょう!

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posted by 幸野おさむ at 09:58| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 学校の教室が足りない? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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