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2016年12月26日

【市議会・ほんだ保育園の民営化(4):コストは逆に増加!全体計画は完全に破たん】 #民営化 は、1待機児解消に逆行 2保育士を手放す 3 コストは増加! #全体計画は #GAMEOVER #国分寺市

この間、ほんだ保育園の民営化について、様々な問題点を記事にしてきました。

これらの問題については、市議会本会議や、文教子ども委員会でも、幾度となく、しつこく、問題提起をしながら追求してきましたが、残念ながら国分寺市には響いていないのが現状です。

 

●現時点では逆にコストは増加、でも誰も責任はとらず!

これだけの矛盾を指摘されながらも、それでもなお、国分寺市がここまで民営化にこだわり続けている理由というのはコストが削減できるから」というものです。

待機児童の解消と、公立保育園の民営化をセットで定めた「保育サービスの整備・運営及び提供体制に関する全体計画(以下「全体計画」)」では、公立保育園の民営化を行うと「保育所の運営に必要な経費は、1園あたり年間約8300万円削減できるとしています。(※下記資料参照)

※下記資料は「保育サービスの整備・運営及び提供体制に関する全体計画」P5より抜粋(赤線は幸野が加筆)

そうすると、2014年度から「ひかり保育園の民営化」を行い、2016年度から「日吉保育園の民営化」を行った結果として、本来であれば、今年度(2016年度)末では8300万円×433200万円、コストが削減出来ているハズです。

ところが、128日の市議会・文教子ども委員会で、私が改めて資料請求を行ったところ、実際のコスト削減額は、33200万円どころか、逆に2242万円も、コストが増加していることが明らかになりました。(※下記資料参照)

※下記資料は、私が請求した「公立保育所の民営化に伴うコスト比較について」(市議会・文教子ども委員会資料7)より抜粋(赤線は幸野が加筆)

この点について私が「今年度末の時点では、民営化によって、逆にコストが増加し、財政を悪化させている。どう認識されているのか」と質したところ、担当課長は2017年度以降は、減っていくであろうと推計している」と開き直り、問題視さえしていません。

 

今後もコストは増加か?

それでは、今後について、本当に市が言うように、コストは削減されていくのでしょうか。

2017年度以降の推計を見てみましょう。

全体計画に基づいて、来年度から「ほんだ保育園の民営化」を行う予定ですので、それも勘案して計算すると、本来であれば、8300万円×758100万円のコストが削減出来ているハズです。

しかし、市が提出したこの資料を見る限りでは、実際には来年度末になっても、3590万円しか削減出来ないことが明らかになっています。しかも、この資料には記載されていませんが、それ以外の要因で全く検討されていない要素が別にあります。

この点について私が「来年度以降も、民営園での保育士を確保するために、システム関係の補助や、保育士の家賃補助キャリアアップ補助に加え、一億総活躍の関係で、保育士賃金を月額6000引き上げることも実施される。その金額は、今後の推計の中に算定しているのかと質したところ、担当課長は想定しておりませんと答弁。

私が「そうすると、今後についても民営化のコストがプラスされていくことになり、コストの削減額は圧縮されるのではないか」と追及すると、担当課長は「公設公営園の人件費がどう(削減されて)いくかと、(民間)保育園に対する歳出は増えていくので、その兼ね合いで(削減額は)動いていくと考えている」と答弁しました。

私は「今、課長はいみじくも人件費のことについて触れていたが、保育士不足の中で、保育士人件費の削減を、コスト削減の柱にしていること自体が間違っていると指摘したうえで「どちらにしても、民営化するコストメリットは今後も減っていく。逆にコストは増えていく可能性の方が高い。その点で、全体計画を定めた時と状況が全く変わっていると指摘しました。

この指摘には、公明党の委員からも「今の幸野委員のご指摘やご懸念も、もっともな部分があるとの発言もありました。

 

●全体計画の破たんが明らかに、抜本的見直ししかない!

皆さん、この間私は、公立ほんだ保育園の民営化に対する満ち満ちた矛盾点について、記事にしてきましたが、どのようにご覧になっていただけたでしょうか?

この間、明らかにしてきたように、公立ほんだ保育園の民営化は、@待機児童の解消に逆行する政策で、A保育士不足の中で大量の保育士を手放し、B012歳の受け入れを増やす連携した分園の可能性をなくし、Cコストは削減されるどころか逆に増加させているのです。

私は断言したいと思います。「もはや公立保育園の民営化を行う理由は完全に破たんしています!」と。

その点で、おおもとの計画である「全体計画」では、公立保育園の民営化について民営化の計画は、状況により、定期的な検証や見直しを行いますと明記しています。(※上記資料参照)

今現在、待機児童数の激増や、保育士不足、コストの増加など、その「状況の変化」が、深刻な事態になっているもとで、「全体計画そのもの」を抜本的に見直すことこそ必要なのではないでしょうか。

1222日の市議会・本会議では、公立ほんだ保育園の民営化議案については、賛成多数で可決されてしまいましたが、あきらめずに、今後も引き続き、追及して参ります。

※下記資料は、私が作成した「公立ほんだ保育園の民営化の5つの大問題」です。Dについては次回記事にします。

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posted by 幸野おさむ at 11:43| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 保育園・待機児童・民営化等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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