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2016年12月07日

【市議会・一般質問(2):学校の教室不足問題は、急転直下で大きく前進】教育部長が「第9・第10小学校の(教室を)増築していきたい」と答弁! #国分寺市 #教室不足度LV3 #特別支援教室 にも影響!

1113日に記事にした【別ビジョンで再考3(1):人口の増加で、小学校の教室が不足に?】では、国分寺市立小学校の普通教室が不足する事態になっている問題について、「公共施設の統廃合」を原則とした「公共施設等総合管理計画」が縛りになって、抜本的な解決策が打ち出されない矛盾に陥っていることを書きました。

過去の記事は↓コチラ

http://osamukouno0901.seesaa.net/article/443872524.html

この問題は、非常に重大な問題だと思っておりましたので、12月議会の一般質問でも取り上げて、教室不足に対して、計画的に教室を増設するよう質問する準備をしておりました。

・・と質問の組み立てを検討していたところ、私より前に一般質問を行った自民党の尾作議員の質問に対し、教育部長が「市長から『教育環境整備に万全を期すように』と指示を受けている。教室が不足している9小学校と第10小学校の(教室を)増築していきたい」との答弁が行われ、解決に向けて大きく前進しました。

・・と言いたいところなのですが、これはこれでよかったのですけれども、実はこの先、第9小学校と第10小学校だけにとどまらず、2小学校や第4小学校、第7小学校も教室不足が問題になる可能性があります。しかも、小学校だけにとどまらず、中学校でも教室不足になるかもしれません。まずは下記の資料をご覧ください。

※下記資料は「市議会第4回定例会・一般質問資料・幸野請求」より赤線は幸野が加筆

●学校の教室不足は、様々なところに影響が及びます。

この資料をご覧いただくとわかるように、現時点では、第9小学校と第10小学校の「その他教室」が「0」になっていますが、今後「0」以下になる学校が、次々と出てくる可能性があります。

その理由は、この間記事にしているように「人口の増加」による「普通教室」の増加が著しくなっていることに加え、地域の小学校に障がい児が通学するインクルージブ教育が進み特別支援教室(固定級)」が増加していることがみてとれます。

また、この資料には反映されていない問題もあります。それは、これも特別支援学級の一部である通級学級」についてですが、この教室については各学校で広さが統一されていないため、この資料の、どこの教室にもカウントされておりません

そして、現在策定中の「第3次特別支援教育基本計画」では、平成30年度から、現行の「通級学級」と併せて、すべての学校において、「巡回型の特別支援教室」を設置することになっています。

・・・はたして、各々の学校において、「その他教室」が「0」とか「△1」とかとなっている状況で、情緒障がい等の児童・生徒が通う巡回型の特別支援教室」の設置が、十分な教室の広さを確保して整備することができるのでしょうか。この間、保護者の皆さんが、大変危惧されていることが、現実の課題として、重大な問題として浮き彫りになっております。

また、小学校1年生・2年生と、中学校1年生で始まった少人数(35人)学級」を、今後拡大していく検討を進める上においても、「教室不足」が課題になることは明白ですし、「学童保育」や「放課後子どもプラン」での活用も難しい状況です。

しかもその他教室」といっても、俗に言う「余裕教室」などというものでは、全くありません。資料の上段に記載があるように「少人数教室」をはじめ「多目的室」「ランチルーム」などに使用され、活用状況は、学校の状況によって異なりますが、これらの教室は現在の学校において大変「重要な教室となっております。簡単に「普通教室」に変えられる状況ではないのです。

このように、国分寺市の小学校・中学校では、多くの学校で「教室不足」が問題になっています。あるいは、今後、問題化していくことがわかっていただけると思います。

 

●教室不足の矛盾は、限界点に達している。

話しを、市議会での議論に戻しますが、こういった状況が事前に分かっていたのにもかかわらず、これまで「公共施設等総合管理計画」の(検討過程も含めた)縛りによって、国分寺市は「教室の増設」に踏み出せなかったのです。

現に、わずか1カ月前の114日の市議会・文教子ども委員会で、担当の学務課長は「9小学校については、普通教室が17クラスになっても、教室の改修などは必要だが、対応できる」と答弁・強弁していたのです。

このような国分寺市の姿勢に対して、危機感を感じた私は、市の対応に疑問を呈しながら「抜本的に教室不足を解消するために、『通学区域の弾力的運用の改正」ではなく、教室の増設や、場合によっては学校そのものも増設する検討を行うべきではないか」と、提案をしておりました。おそらく、この指摘に対しては、否定することができないほどの矛盾を感じていたのでしょう。

その結果として、今回の教育部長による「市長から『教育環境整備に万全を期すように』と指示を受けている。教室が不足している第9小学校と第10小学校の(教室を)増築していきたい」との答弁に繋がったのだと思われます。

・・・だったら、「もっと早くに『万全を期すよう』指示を出してよ」・・・って言いたいところでしたが、市民にとっては前向きな答弁でしたので、そこはあえて突っ込みませんでした(‘ω’)

 

●国分寺市の大きな課題として「人口の増加」による「公共施設の不足」が明確化

私は、この前向きな答弁を受けとめた上で、一般質問で「9小学校と第10小学校の増設を表明したことは評価する。しかし、第2小学校や第4小学校、第7小学校も教室不足が問題になる可能性がある。しかも、小学校だけにとどまらず、中学校も第1中学校や第2中学校、第3中学校でも教室不足になる可能性がある。『巡回型の特別支援教室』もきちんとした教室を整備しなければならない。事前に計画的に教室の増設を検討するべき」と市長に求めました。

相変わらず、市長は答弁に立ちませんでしたが、教育部長は「学級数の現状は毎年変化している。校舎の改修や増築については時間もかかる。今後適切に対応しなければならない」と答弁したので、一定の前進は勝ち取れたのかなと思っています。

学校の状況というのは、保護者をはじめとして、私達市議会議員もなかなか把握することが難しいので、今後も状況と実態について、つぶさに議論していきたいと思います。

次は『保育園学童保育所の環境整備に万全を期すように』と、市長に指示を出してもらうことや、『公園プレイステーションの環境整備に万全を期すように』と市長に指示を出してもらわなければなりませんので、引き続き頑張って参ります。

 

最後に、国分寺市の最大の課題は「総合ビジョン」や「公共施設等総合管理計画」が云うような「人口減少」と「公共施設の老朽化」などではありません

人口の増加」による「公共施設の不足です。市長には、この課題にこそ、真剣に向き合っていただける方が、絶対不可欠だと思います。

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posted by 幸野おさむ at 09:18| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 学校の教室が足りない? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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