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2016年10月26日

【別ビジョンで再考1:人口が増加する中で、認可保育園の抜本的増設に向け、ありとあらゆる政策を!】 #公立保育園の民営化 は即中止を! #保育士確保 に全力を! #国分寺市 #待機児解消度LV2

前回4:までに、国分寺市の人口は「減少」どころか「増加」していくことや、たとえ生産年齢人口(15歳〜64歳)が「減少」したとしても、税収は「増加」していることを記事にしてきました。そしてその事実を、考えるならば、「国分寺市人口ビジョン」(人口が減少し、税収も減少すると予測した)や、この人口ビジョンを前提とした「公共施設等総合管理計画」(統廃合や民営化を原則とした)については、抜本的に見直し、現在策定中の「国分寺市総合ビジョン」(次期長期総合計画)の前提条件も改められなければならないと指摘してきました。

 

●人口は「増加」する前提で描く「別ビジョン」が国分寺市には必要

そのうえで、今回からは、人口は「減少」していくのではなく、「増加」していくことを前提として、国分寺市が描くビジョンとは全く別の「別ビジョン」を描いていきたいと思います。

人口が増えていく過程では、まず何より、早急に対応しなければならないのは「保育園の増設」「学童保育所の改築と増設」、そして「学校教室の増築」です。

以前にも掲載した「国分寺市の過去5年間の月別人口推移」を見ますと、平成244月〜平成284月までの4年間で、年少人口(0歳〜14歳)は、496名増加しています。※下記資料参照

※下記資料は「国分寺市の過去5年間の月別人口推移(決算特別委員会・幸野請求資料)」より抜粋(赤字・赤線は幸野が加筆)

 

●公立保育園の民営化は中止し、認可保育園を抜本的に増やす政策に全力を

「保育園の増設」について、国分寺市は「認可保育園の増設により待機児童をゼロにする」という、大変大事な目標を掲げて認可保育園の増設(民設民営園の誘致)に取り組んでいます。しかし、上記のように、年少人口が増加していることや、共働きの家庭が増えていることにより、保育園を希望する方が、定員の増加以上に増加しているため、今年4月の時点で待機児童は174に上っています。この人数のすべてが0歳〜2歳なため、たとえ「子ども子育て支援事業計画」通りに、認可保育園を増設したとしても待機児童を0にするのは難しい状況になっています。

※下記表紙は「子ども子育て支援事業計画」の表紙

そんな中で、私たちは、「認可保育園の増設」に逆行する「公立保育園の民営化」(保育士不足が深刻な中で自ら保育士を手放してしまう)は中止し、純粋に「認可保育園の増設」に力点を絞るべきだと訴えています。しかし、市は、公立保育園は「こくぶんじ保育園」のみしか残さず、それ以外はすべて「民営化」する計画に固執しています。確かに人口ビジョンが示すように、年少人口が減少する仮定なら、「民営化」の検討の余地はあるかもしれませんが、待機児童が解消される見込みも大変厳しい状況の中で、年少人口が増加していることを考えれば、一刻も早く民営化は中止すべきです。

また私たちは、公立保育園や既存の保育園の「分園」を開設することにより、0歳〜2歳の待機児童を受け入れることも求めています。この点でも現在の保育園の定員構成をみると、現実的に分園を設置できる園は「公立保育園」ぐらいしかないのが実情です。この点でも「民営化」によって、「分園」の可能性も縮小させてしまっているのです。

そして保育士不足を解消するために、国や東京都の施策も活用して、独自の保育士確保策を実施するべきことも求めていますが、国分寺市はこの点でも及び腰です。私は「他市に先行して実施されれば、市内の保育園から保育士が『ヘッドハンティング』されかねない」と主張し、早急に対応を求めるとともに、他市との連携も求めました。

 

●待機児童の解消は、行政の最低限の責任。本気の「ビジョン」こそ必要!

このように、今後の「別ビジョン」に基づいて、「保育園の増設」について検討すると、年少人口が増加し、共働きの家庭が増えるもとで、現在進めている「公立保育園の民営化」を中止して、それこそ抜本的に「認可保育園を増設」させるために、ありとあらゆる政策を行わなければならないと考えます。

待機児童の解消は、保育園に子どもを預けられないために、「仕事を辞めなければならない」「働きに出ることができない」等、子育て中の市民生活を支える最低限の行政の責任です。

しかも、逆に言えば、「認可保育園を増設」することにより、共働き家庭が増加し、「納税義務者数」の「増加」にもつながり、税収の「増加」にもつながることも考えられます。

この分野では、国分寺市の取り組みについて、一定の評価をしつつ、「公立保育園の民営化」などの逆行する政策は中止して、本気で「認可保育園の増設」に取り組む「ビジョン」こそが必要になっていると言えます。

(次回は「学童保育所の改築と増設」についてを予定しています)

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posted by 幸野おさむ at 21:23| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 保育園・待機児童・民営化等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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