UA-102585764-2

2016年10月12日

【 #国分寺市ビジョン案 は、現基本構想から大きく後退】国分寺市はボトムアップ→トップダウンへ #国分寺市 #市民自治後退度LV5

●現計画・第4次長期総合計画の基本構想は「市民参加」「自治基本条例」を「真の市民自治の確立」のためとして進めてきた計画

前回記事にした国分寺市ビジョン案が、「市民自治」から後退していることは、現計画・第4次長期総合計画と比較すると、より一層鮮明になります。

※「第4次長期総合計画・後期基本計画」は↓コチラから

http://www.city.kokubunji.tokyo.jp/shisei/houshin/keikaku/index.html

※「第4次長期総合計画・後期基本計画」の表紙

現計画・第4次長期総合計画の基本構想では、その前文で、「市民が主権者」であることを明確に謳い、「真の市民自治を確立」するための手法として、「情報の共有、参加と協働」を掲げています

※下記資料は「第4次長期総合計画・後期基本計画」P9「国分寺市基本構想の前文」より抜粋

※実はこの前文、自治基本条例の前文とうり二つになっています。というのも、この基本構想を策定している同時期に、自治基本条例の策定も進められており、お互いがお互いに、国分寺市の最高規範と最高位計画という関係で、持ちつ持たれつ検討されていた経緯があるからです。

※下記資料は「自治基本条例」の「前文」より

そして@行政運営の理念の中では、「市民は主権者であり、職員は全体の奉仕者であることを確認し、行政は市民の信託によって運営されることを基本に、市民とともに考え、歩み、育ち、自立した自治体を創っていきます」と「自立した自治体」の主体者として「市民」を位置付けています。

そして行政運営の基本方針の1として「市民参加の裾野を広げるため、積極的な情報提供による市民との情報を共有を進めます。また、行政のあらゆる分野で市民および市民活動団体等との協働が推進されるよう、協働の仕組みづくりを積極的に進め、参加と協働を行政運営の基本方針とします」と掲げています。

※下記資料は「第4次長期総合計画・後期基本計画」P9「国分寺市基本構想の1行政運営の理念」より抜粋

このように、現計画の基本構想では「市民参加」や「協働」「情報の共有」が、行政運営の理念であり、行政運営の基本方針であり、ひいては基本構想の真髄であることがわかります。

そしてこのことは、基本構想のみならず、国分寺市がかかわる基本計画や実施計画、基本方針や実施方針に加え、各種の条例や規則の策定・改定など、すべてのことにおいて、念頭に置かれなければならないものであることを、意味するものです。

 

●国分寺市ビジョン案では、現計画の基本構想の柱を投げ捨て、市民自治から行政独断へ

しかし、現在策定が進められている国分寺市ビジョン案は、現計画・基本構想の次期基本構想にあたるのにもかかわらず、その構成要素である@未来のまちの姿、A分野別の都市像、Bまちづくりの基本理念の中に、「市民参加」や「自治基本条例」という文言や精神が、「完全に」と言っていいほど欠落しているのです。

過去に記事にもしましたが、現計画の基本構想については、自治基本条例第6条によって、市民参加による評価をしなければならないのにもかかわらず、市民参加ところが、評価・総括自体も一切しないまま、国分寺市ビジョンを策定しようとしているのも、逆に言えば、一貫した姿勢だと言えるかもしれません。一貫した姿勢とは、言うまでもありませんが「市民自治の姿勢」ではなく「行政独断の姿勢」であることは、この間論述した通りです。

まさに今、国分寺市は「ボトムアップ」市政から、「トップダウン」市政へと急速に下降している状況であります。

曲がりなりにも、この10年間掲げてきた現計画の基本構想は、市民を中心に据えて、市政を進めることを明記したものでした。

民主主義を前進させる意味においても、大事な中身でした。

今その中身が大きく後退させられようとしている・・・市民の皆様には、この事実を知っていただきたいと思います。

-->
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック