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2011年07月08日

7月1日に市議会が閉会しました。小中学校のエアコン設置予算は削除されてしまいました。


 7月1日、市議会第2回定例会は各条例案と補正予算案等を本会議で採決し、閉会しました。
 焦点になっていた「小中学校エアコン設置予算の削除」を含む補正予算案は、補正予算特別委員会で否決されましたが、本会議で逆転可決、成立しました。子どもたちの健康に対する市の責務を放棄する予算を、議会も追認する形になりました。
 
 たとえ借金してでも実施すべき事業
 今回の補正予算案は、3月に成立した年間予算において、大震災を理由に削減削除したイベント事業や年度後半に実施する事業、また市民生活に関わる予算等を多数復活させることを含んだ補正予算案でしたが、一方で当初の年間予算には計上した「中学校全教室へのエアコン設置」と来年度実施予定の「小学校全教室へのエアコン設置予算」は削除した予算でした。
 補正予算審査特別委員会で私は「多摩26市において市だけが補正予算でエアコン設置予算を削除するのは、子どもたちの健康を預かる市の責任放棄だ。国の補助は不透明だが、都は補助を出すことを決めた。昨年の猛暑で子どもたちが保健室で多数手当を受けたことや、今年の異常気象を考えたときに、市が借金してでも今年度中に実施すべきだ」と求めましたが、市長は「(削除した予算の)ご理解をお願いする」としか答弁しませんでした。
 補正予算案に反対した政策民主会議(民主党系)や生活者ネットは、エアコン削除については何ら意見を述べない一方で、市民生活関連予算について「震災後に削減削除した予算をなぜこんなに多く復活させるのか。災害対策のためには財源が必要だ」と、更なる予算の削減を市に要求しました。
 公明党はエアコン削除に「市民の理解は得られないと思う」と述べながら補正予算案には賛成しました。
 
 社民が賛成本会議で逆転
 結果、委員会では賛成3(自民2、公明1)、反対4(共産、民主、生活者ネ、無所属)の賛成少数で否決されました。
 しかし、本会議では各会派より討論が行われたのち採決した結果、賛成12(自民5、公明4、みんな2、社民1)、反対11(共産3、政策民主4、生活者ネ3、無所属1)で逆転可決、成立しました。
 市に対して、子ども達の立場に立って歯止めをかけなければならないはずだった市議会は、残念ながら容認しました。
 保育園や学童保育・児童館などの子育て関連施設の全市的民営化などと合わせて子育て施策が次々と削られようとしています。
市議会とともに市民全体の大きな声が求められています。

posted by 幸野おさむ at 10:17| 学校の教室が足りない? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする